白髪を染めても、すぐにまた白髪がはえてきてしまう。
美容院で染めるのは、時間も取られるしお金もかかってしまう。忙しい女性の中にはドラッグストアに買い物にきたついでに、白髪染め(ヘアカラー)を買って自分で染めちゃおうという人も少なくないと思います。
ですが、ちょっと待ってください! もしかしたら、その白髪染めがあなたの白髪をさらに増やしていくかもしれません。
今回は、市販の白髪染めに入っている過酸化水素とは?その危険性についてお伝えします。

市販の白髪染めの仕組み

ドラッグストアなどで手軽に購入できる白髪染めには2剤式と言われるものがあります。
ヘアカラークリームが1剤と2剤に別けられ、それぞれ別の容器に入っていて後から混ぜて使用するタイプのことです。
タレントさんが宣伝する有名商品もその中に多く含まれるので、みなさんご存じだと思います。

実はこういったタイプの白髪染めの「2剤」の方に、白髪の原因となる過酸化水素という物質が含まれています。
市販の白髪染めを使っている人の中で、この過酸化水素の危険性を知っている人はどのくらいいるのでしょう?白髪染めでも、2剤式の方が染まりやすいため、危険性まで考えずに使っているのが現状なのではないでしょうか?

危険性を知って頂くために、まずは2剤式の白髪染めの仕組みをお話します。

2剤式白髪染めの仕組み

①1剤のアルカリ剤で、髪のキューティクルを開き、染料を髪の内部に送り込みます。
②2剤によって、1剤で送り込んだ染料と結合し、酸化をおこしながら発色させます。

となります。
2剤には、過酸化水素が含まれています。
その、過酸化水素が1剤の染料を発色させてくれます。
2剤式の白髪染めは、この仕組みのためしっかりと色が入るのが特徴ですが、問題は2剤に含まれる活性酸素なのです。

白髪染め、2剤に使用されている過酸化水素

さきほども、お伝えしましたが、2剤に使用されている過酸化水素これこそが、新たに白髪を作る原因となってくるのです。
2剤に使用されている過酸化水素は、もともと髪にあるメラニン色素を脱色してしまう働きがあるのです。
ようするに、白髪染めをしたはずなのに、黒かった髪のメラニンを脱色して白髪にしてしまうのです。
白髪を染める時に、どんなに気をつけても白髪だけを染めることはできない、さらには髪の根本につけないなんてこともできませんよね。
だからこそ、2剤式の白髪染めは危険なのです。

過酸化水素とは?

過酸化水素の化学式は、H2O2であらわされます。
一般的にオキシドールと呼ばれているものはご存知ですか?
オキシドールは、消毒薬などでつかわれるものですが、実は過酸化水素なのです。
実はこのオキシドール、体の組織と接触するとカタラーゼの作用によって大量の酸素を発生させ、殺菌、漂白をおこなうのです。
薬局などであつかわれている過酸化水素は、オキシドールとして販売されています。
過酸化水素は簡単にいうと、殺菌剤や漂白剤として使われる成分なのです。
とても強い成分で、皮膚に直接ふれると炎症をおこすため取り扱いにはとても注意が必要なものでもあります。
傷口を消毒するオキシドールでさえ、過酸化水素は3%程度です。
衣類の漂白剤として用いる場合は、過酸化水素3~5%程度。
それぞれの白髪染めにもよりますが、市販の白髪染め2剤に含まれる過酸化水素は、3~6%といわれています。
そう考えるととっても怖いですよね。
この活性酸素は、髪だけでなく歯科医で行われる歯のホワイトニングにも使用されているのです。
歯まで白くすると聞くと、その成分の強力さがさらに実感されます。

過酸化水素が髪に与える影響

白髪染め2剤に含まれている過酸化水素が、髪に与える影響は、白髪を増やすだけではありません。
1剤に2剤が加わることによって、2剤の過酸化水素が大量の活性酸素が発生します。
それにより、頭皮や毛根にダメージを与えて、薄毛の原因にもしていまうのです。
さらに、過酸化水素の強い成分がもとで頭皮全体が乾燥しやすく髪が細くなってしまいます。
皮膚は全身つながっています。
そのため、頭皮のダメージは、頭皮とつながっている顔の皮膚を乾燥させたり、肌トラブルの原因ともなるのです。

安全に白髪染めするにはどうしたらいい?

できるだけ、市販の白髪染めはさけ、できたら美容室で染めるのが染まり方、また、頭皮や髪の毛のケアの面からも安心といえます。

ただ、時間もお金もかかるので、毎回美容室で染めるのは難しい・・・・・。
そんな方にはおススメの方法があります。

①自宅でできるカラートリートメント

シャンプーから染めるものと、シャンプーのあと髪につけて数分おいて色をなじませるタイプとあります。
どちらも、頭皮をいためる心配がなく安全に使用できます。
ただ難点なのが、1回では染まらないことです。
毎日、こまめに使用するか、白髪が目立ち始めたら続けて3日間ほど使用すると常に綺麗な髪色をキープできるのでおススメです。
特に、傷みやすい髪質の人には、カラートリートメントをおこなうことで髪全体が艶やかできれいになるため、普段のトリートメントの代りに使ってみましょう。
気がついたときには、髪質が変わったようにきれいになりますよ。

②2~3か月に一度美容室で染めて、そのあいだに市販のヘアマニキュア(部分染)

白髪を染めて、だいたい1カ月もするとまたチラホラ白髪が目立ってきますよね。
そんなときに、便利なのが市販のヘアマニキュアです。
髪の表面をおおうだけなので、髪が痩せてしまうこともありません。
早いものでは5分くらいで染まり、髪に艶やはりがでます。
顔や肌につくと取れにくいのでそこだけ気をつけましょう。

まとめ

白髪の原因にもなる活性酸素についてはいかがでしたか?
白髪染め2剤に含まれる活性酸素について知らないのはとても怖いことです。
白髪を減らしているはずなのに、増やしているなんてとんでもないですよね。
もし、2剤式の白髪染めを使っていたらすぐにやめましょう。
その白髪染めがあなたの白髪を増やしている可能性があります。
逆に、2剤式の白髪染めをやめたら、白髪を減らせるかもしれません。
気になる白髪対策は、かしこく安全におこないましょう。

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