白髪がみえるとその白髪がとても目立って気になってしまいます。特に白髪が生え始めの方は周りの毛が黒々としているので、余計に目立ってしまうんですよね。
そんな時についつい抜いてしまう人がいらっしゃいますが、実は要注意なんです。

1本2本ならまだ何も感じないでしょうけれど、抜くのがくせになったり、抜くことでストレス解消みたいに気持ちが良くなって抜き続けてしまったら、気がついたときには取り返しのつかない状態になっているかもしれません。

しっかりと読んで白髪を抜くことのリスクを知りましょう。

白髪は抜いたからといって増えるわけではない

「白髪を抜いたら他に白髪も増えてしまうの?」
という疑問を感じている人もいるかもしれませんが、基本的に白髪を抜いたからと言って白髪が増えることはありません。

白髪は抜いても、増えません。
白髪を気にする⇒白髪を抜く⇒時間経過で白髪は徐々に増えてくる⇒白髪を更に意識する⇒増えたと感じる
というのが、このように言われてきた理由ではないでしょうか。
参考文献:白髪は抜くと増える?(美容整形・美容外科ならヴェリテクリニック)

危険の始まりは白髪を抜くのが癖になることから

最初は、黒髪の中で見つけてしまった白髪が気になり抜いていただけなのに

「なんだか白髪を見つけて抜くのが楽しくなってしまってやめられない」
「白髪を抜くのが快感で抜いてはいけないとわかっているけどついまた抜いてしまう」

そんな人が意外にも多くいらっしゃるようです。
中には、自分で抜くだけでは飽き足らず、美容室で白髪を抜いてくれるところを探し始める人までも出てきてしまう程。

美容師さんに聞いても、サービスでお客様の白髪を抜いていた人もいるくらい、意外に多くの人が白髪を抜くことが当たり前のようにおこなっているのです。

しかし、これを繰り返しおこなっていき癖になると、習慣になってしまい白髪を見つけたら抜かないと気が済まなくなってしまいます。

まだ癖のうちは、「白髪を抜きたい」という衝動にかられたら、目を閉じてゆっくり呼吸しながら、「白髪は抜かない方がいい」と暗示をかけて目を開けて抜くのをやめると言う方法があります。

しかし、ここでやめられないと、ついには抜毛症という病気になってしまう可能性もあります。

白髪を抜きつづけると「抜毛症」になる可能性も

先ほどご紹介した癖をなおす方法で、白髪を抜くのをやめられれば一番良いのですが、それがどうしてもできない人は、もしかしたらその行為自体が「抜毛症」と言う病気の可能性があります。

症状がすすんでしまうと頭部の一部の髪がなくなる程、抜いてしまうという「抜毛症」ですが、昔は希な病気と思われていましたが、最近では珍しいものではないと言われています。

男性よりも女性の比率が多いと言われ、通常は、20代くらいからストレスが原因で発症します。
強いストレスに耐えられなくなり、押しつぶされそうになった心を解放するための代償行為として、髪を抜いてしまうのです。

髪を抜くことで、不安や恐怖感、どうしようもない焦燥感などかき消してしまおうと発作的に行ってしまうので、放っておくとなかなかやめることが難しくなります。
また、抜いた髪を食べてしまうこともあるというから怖い病気です。

また、抜毛症とは別に、強迫観念で髪を抜いてしまうケースもあり、髪を抜かないと悪いことがおきる又は、髪を抜くことで今の嫌な状況から脱せられると思い込んでおこなってしまう病気で、「強迫神経症」と言います。

どちらの病気も自分の意志ではどうにもならない問題ですので、このような症状が出た場合は、心療内科などの専門の医師の治療を受けたり、カウンセリングなどを受けることが必要となります。

白髪だけでなく髪の毛を抜き続けることが危険!薄毛の原因にも

白髪を抜くだけでなく、髪の毛を抜く行為とそれを続けることはとても危険です。
髪の毛を抜くことによって毛根部分にダメージがおき、それが積み重なると頭皮全体がダメージを受けてしまう、ということをしっかりと覚えておきましょう。

毛根には細胞分裂をして髪の毛を作り出す「毛母細胞」や、髪の毛を黒くするメラニンを生成する「メラノサイト(色素形成細胞)」などがあります。
髪の毛を抜いて毛根にダメージが加わるとその毛母細胞やメラノサイトまでダメージをおってしまい働きが弱ります。

これを繰り返しおこなってしまうと、その結果として、

・頭皮に雑菌が入りやすくなり毛嚢炎や皮膚炎を起こす
・頭皮の代謝が悪くなりフケがでやすくなる
・頭皮に炎症が起こりやすくなる

などの症状がでてしまい、ひいては、薄毛や脱毛の原因となってしまうのです。

頭皮の健康こそが、キレイな髪を育ててくれますので、そのことをしっかり覚えておきましょう。

白髪を抜く癖の治し方。抜毛症の場合は病院へ

白髪を抜く行為が抜毛症などの病気まで進行している場合は、先でご紹介したように専門医の治療が一番です。

しかし、そうなる前に自分でできる対処方法で、抜く癖を直すことをおすすめします。
では、具体的にどのような方法があるのか、ご紹介します。

①髪を抜くことを無意識で行っている場合

「習慣逆転法」などを用いて、自分が髪を抜いていることを認識して抵抗する。

髪の毛を抜く癖がついてしまった人の中には、髪の毛を無意識に抜いてしまっている人が少なくありません。

こういったケースの場合は、まずは自分が髪の毛を抜いてしまっていることをしっかりと認識することが大切です。
そのうえで悪習慣(紙を抜いてしまう行動)が出たさいに、グっとがまんすることを身に透けましょう。

その際に用いる方法として「習慣逆転方法」というものがあります。
これはチック症や爪噛み等の習慣を治す際にも用いられる方法で、抜毛症支援センターでも推奨されています。

②白髪が生えてくるときに頭皮に違和感を感じる人の場合

爽快感のあるシャンプーを使用してみる。
白髪を抜く人の多くが、白髪が生えてくるときに頭皮に違和感やかゆみを感じる人が多いのが特徴です。

その頭皮の違和感を緩和することで、抜く癖を抑える効果が期待できます。

例えば、スカルプシャンプーなど爽快感のあるシャンプーを使用したり、頭皮に違和感を感じた時には、育毛効果もあるスカルプエッセンスなどの解決法があります。
頭皮にも良いですし、白髪を抜かなくなるので、おすすめの方法です。

③自分ではコントロールできそうもない場合

心療内科などでカウンセリングを受ける
自分でコントロールができそうもない場合は、抜毛症の可能性もすてきれません。

そのような場合はカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
本格的に抜毛症になる前に、抜毛症支援センターのような施設や、お近くの心療内科で受診されみることをおすすめします。

まとめ

白髪だけでなく、髪の毛を抜くことが習慣化したり、癖になるのは「抜毛症」になる可能性もあるので注意が必要です。
髪の毛を抜くというのは、それだけで薄毛の原因など、髪に影響しますが、メンタル的な問題を抱えている場合もありますので、心配な場合は病院へいくことをおすすめします。

いきなり病院に受診するのは、ちょっと不安と思う人はまずはカウンセリングに行くのも良い方法です。
心と身体の健康を保つことで、健やかで美しい髪が育まれますので、まずはストレスをためなど、自分なりの良い方法を見つけてください。

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